O型ハゲって?
O型ハゲは頭頂部がアルファベットのOの字型に薄くなるハゲのことで、日本人ではよく見られます。
原因は男性ホルモンが毛根の中に存在する5αリダクターゼという酵素と結びついてヘアサイクルを乱すためでAGAとも呼ばれています。
ヘアサイクルが乱れると髪の寿命が短くなり、生えてもすぐに抜け落ちるようになります。
健康な状態なら2年~6年間髪の毛は伸び続けるのですが、AGA治療の場合には半年~1年で髪の毛が抜けていきます。
その為毛根は次の髪の毛を生やす準備が間に合わず、生えてもまたすぐに髪の毛が抜けてしまうためやがて活動を停止してしまいます。
抜け毛が増えてから5年から10年程度で毛根が活動を停止してしまうため、早めに対策を立てる必要があります。
30代~40代でハゲ出す人が多いのですが、早い人では10代でもO型ハゲになる人もいます。
O型ハゲを改善するために有効なのがプロペシアという薬の服用や、男性ホルモンの働きを抑える育毛剤の使用などです。
プロペシアは男性ホルモンが5αリダクターゼと結びつくのを防ぐ働きをして、抜け毛を減らし髪の毛が成長するのを助けてくれます。
また育毛剤も抜け毛を減らすと共に、毛根の発毛させる力を取り戻させたり髪の毛に栄養を与え丈夫な髪が育つのを助ける働きをします。
O型ハゲの原因
O型ハゲは男性によく見られる薄毛で、頭のてっぺんのあたりの毛が徐々に薄くなるハゲ方です。
男性特有の症状で遺伝的なものが原因で発症する人もいれば、日常の生活の習慣が原因でO型ハゲになる人もいます。
俗に言う河童のようなハゲ方で頭頂部から次第にハゲて、見た目がM字ハゲよりみっともない印象を残してしまいやすいために、M字ハゲの人よりも真剣に悩む人が多いというのが実情です。
女性には見られない毛の薄くなり方で男性特有の毛の薄くなり方といえます。
血行悪化、皮脂の分泌
O型ハゲは男性ホルモンが分泌されることにより血行が悪くなったり、皮脂の分泌しすぎることで毛穴を皮脂で塞いでしまうことにより、毛がたくさん抜けてしまう症状を引き起こしてしまいます。
そして、男性はどうしても頭のてっぺんの辺りはジヒドロテストステロンという毛が薄くなる原因になりやすい物質が分泌しやすいところでもあります。
O型ハゲのハゲ方は、放置しておくと前髪の部分も毛が薄くなっていくところが広がってしまい、結果的には側頭部と後頭部にしか髪の毛が残っていないという状況になることが予想されます。
O型ハゲのハゲ方は、放置せずに早急な対策(AGA治療)を打つ必要性がある薄毛になります。
O型ハゲ対策方法
O型ハゲの形に毛が薄くなると、けっこう薄毛が進んでいる可能性があるために、血管を拡張させる作用があるミノキシジルを使って対策をします。
血管を広がり、血行を改善することによって、髪の毛の根元にある毛乳頭まで血液を通して栄養素を行きわたらせる環境を整えることができるようになります。
食生活
血行がよくなる食生活にすることも、とても大切ですが、それでは不十分です。
O型ハゲまで進行している場合は育毛剤を使用して血行に刺激を与える対策を施さないと改善は困難です。
内服薬
ミノキシジルを半年ぐらい継続して使っていてもO型ハゲが改善がされないときには、フィナステリドを配合しているプロペシアという内服薬の服用を検討する必要が出てきます。
フィナステリド
フィナステリドは髪の毛が薄くなる原因の5aリダクターゼと、男性ホルモンが結びつくのを阻害する作用があり、O型ハゲなどの薄毛を治療する薬として世界的に人気が高まっている治療薬:AGA治療です。
薄毛の治療を行う日本の病院でも、フィナステリドが配合されている内服薬を処方するのが主流の治療法になります。
フィナステリドが配合されている治療薬は市販されていないので、病院で診察を受けて処方してもらう必要があります。
また、ミノキシジルとフィナステリドは全然別の成分なので併用しても問題がないです。